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任意整理最前線 武富士編

任意整理をめぐる状況は、目まぐるしく変化しています。2007年に過払い金に関する最高裁判決が出てからというのは、消費者金融が防戦一方で弁護士や司法書士が一斉に任意整理を手がけたという構図が続いています。 さて、ここにきて消費者金融側に大きな出来事がありました。それは、武富士の会社更生法申請です。かつて消費者金融業界での最大手として大々的なテレビCMを流し、「武富士ダンサーズ」なる言葉まで生み出した会社でしたが、最大手として営業をしてきたということは過払い金も最大手となってしまうわけで、ここ数年は大幅な赤字を垂れ流している状況でした。 その体力が遂に尽きたのか、これ以上突かれるのを嫌ったのか、会社更生法の適用を申請して事実上倒産しました。現在では新規の貸し付けを一切行っておらず、金融業者の債務整理作業が進められています。 武富士には約200万人もの人が過払い金を持っているとされており、この人たちをどうするかということが大きな問題になっています。倒産したということで過払い金返還についても1割程度の返還しか見込めない状況で、さらに2011年2月末までに届出をしないと債権(過払い金)が無効になるという状況です。 全国の法律事務所や司法書士事務所などが、熱心に届出を促す宣伝などを流していますが、それでも全体の半分以下の人しか動いていないそうです。

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