ある専業主婦の場合
ある専業主婦は、ご主人の収入の中で毎月の生活費をやりくりしていました。
バブルの好景気の頃は、多少足りない分を消費者金融から借り入れましても、返済は簡単で何も問題はありませんでした。
ところが、景気が後退しますとご主人の収入は一気に減ってしまい、足りない生活費を借入で補うようになり、借金は雪だるま式に膨れ上がりました。
当時の債務状況は次の通りです。
○A社(消費者金融) 50万円(取引期間15年)。
○B社(同)50万円(同12年)。
○C社(同)40万円(同8年)。
○D社(同)30万円(同6年)。
○E社(同) 30万円 (同5年)。
合計200万円でした。
任意整理で取引当初から利率を18%として、引き直し計算をしてその金額を3年間かけて返済していく計画をたてました。
その結果、上記からそれぞれ120万円、60万円、30万円、12万円、10万円の過払い金返還があり、借金が無くなりました。
引っ越しをする際に、その費用をねん出するために信販会社から50万円を借りたことがきっかけで、クレジットカードの手軽さがクセになり、ブランド製品などのショッピングを重ね、数年後には借金が70万円まで膨らんでいました。
リボ払いだったことから、危機感はなく、その後もキャッシングローンを利用して、お決まりの借りては返す自転車操業となり、気がついたときには借金総額は130万円になり、毎月の支払い額は17万円になっていました。
返済も滞ってしまい、弁護士に任意整理を依頼したということです。
惹き直し計算により、最終的には3社に200万円近い過払いがあり、残り2社合計で90万円の債務があるという結果になりました。
過払い金返還請求を行い、戻ってきたお金で2社の債務を完済し、弁護士費用を差し引きましてもかなりの額が手元に残りました。
多額の債務がありましても、取引期間が長いなどの状況の場合、任意整理によって債務が減少、もしくはゼロになるだけでなく、過払い金返還請求によって過払い金が返還される可能性があります。
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